妊娠発覚が嬉しくなかった女のブログ

妊娠発覚からその後の心境などを綴る

産んだ日

結果的に、子を産んだらその後自動的に子供に愛情爆発してしまったのでただの育児ブログになりそうです。実際私が妊娠発覚後も、妊娠を喜べなかった人のブログとか検索して読んだりしたのですがやはりみんな子を産んだら子どもかわいいってなってる訳で、ほんとかよ、って思ってたんですがまあまんまとそうなった訳で…。

とりあえず記録として産んだ日のことです。

妊娠を喜べなかった理由のひとつに痛いのやだってのもありました。なので和痛分娩を希望していましたが私の地元では和痛、無痛分娩をやっているところがないと思って諦めていました。最初は地元で人気の病院に行っていて、そこはすぐ予約がいっぱいになってしまうのですが私が行ったのはかなり初期だったのでギリギリ分娩予約をいれることができました。しかしそこは自然分娩のみ。病院の評判はとても良いし、ごはんも美味しいって評判だし…とごはんを励みに頑張るしかないと思っていましたが常に人生最大級の痛みに対する不安は頭から離れませんでした。そしたら4.5ヶ月に入る頃違う大きな病院で和痛をやっている事が発覚。しかし口コミなどさがしても全くといっていいほど情報がなくかなり迷いましたが結局ごはんより痛みだと思って転院しました。結果的に転院した先の先生がとても良い先生で、しかも結局帝王切開になったので(最初の病院は帝王切開に対応していない)転院してよかったです。

産んだのは予定日より約1カ月早くて、すべてが想定外の出産でした。朝夫が出勤後また寝てると股からなんか出てる感覚で、トイレに行くと明らかに破水でした。立ち上がるたびにジャージャー出てきてこんなに出て大丈夫か⁈と焦る。電話して病院へ。病院についたけどまだ陣痛はこないし産むのは明日かもといわれ様子みようってことになってベッドで過ごす。その時の心境はというと、まじかー早すぎるよー自由時間あと1ヶ月あると思ったのにーって感じでした。

お腹になんか巻いて中の様子を伺うと何回かお腹が張る。しばらくして赤ちゃんの心拍が下がっていると言われ助産師さんがバタバタと集まってきて先生もきていろんな姿勢とられてあれよあれよとゆうまに帝王切開することに。正直なんだかよくわからないうちに色んなこと言われておしっこの管とか入れられてぼーっとしてたらストレッチャーに乗っかって運ばれてた。入院とかしたことなくて初めての車椅子にストレッチャーにおしっこの管に手術室。色々ありすぎた。手術室に入るとお腹の方みえないように布で覆われて麻酔。ずっと意識あるので肉焼いたような匂いであー切られてるのかーと思う。赤ちゃん出まーす!と先生がでかい声で言うとなんか内臓から引っ張られてる感覚がすごくあって赤ちゃんが出る。拭いてから見せてくれる。赤いなあーと思う。麻酔でぼーっとしてきて寒くて頭痛くなってきて正直全く実感がない…。その後の縫合がすごく長く感じた。そして終わり病室に運ばれて夜だったので就寝…はできなかったけど暗い中うとうとする。なにより寝れないし麻酔きれかけで足はしびれてるけど動かせず寝返りうてず身動き取れないのが一番辛かった出産でした。この時点では赤ちゃんいっしょにいないし産んだ実感ゼロでした。

あとおしっこの管ね、入れた時違和感すごくてこれいつとれますか?って聞いたんだけどその後それどころじゃなくて違和感なくなって妊娠中のトイレの近さ思うとおしっこ行かなくていいの楽だなーって思うまでになった。