妊娠発覚が嬉しくなかった女のブログ

妊娠発覚からその後の心境などを綴る

妊娠発覚した日

妊娠を望んでいなかった訳ではなかった。私は今年32だし、結婚6年。避妊をしなくなって約1年半経って年齢的には焦りはじめる時期。不妊なのか?の不安もあった。同じ頃結婚した友人達は次々と子供を持ち親になっていく。子どもが欲しいと強く願ったことはないけれど妊娠の報告を聞く度に感じる軽い焦りと複雑な気持ち。その一方で、独身の友人や夫と自由に遊びに行ける身軽さが楽だったし今の生活に満足もしていた。子供がいなかったらいないで良い、とも思っていた。でも夫は子供を望んでいたようだ。私は夫が大好き。彼の望む事は叶えたいとも思うし彼の子供ならかわいいと思う。だから避妊をやめた。できたらできたで、ダメだったらそれで良いと思っていた。

避妊しなくなって1年半たち、こんなにできないもんならそろそろ基礎体温でも計るかと買ったまま眠っていた体温計をだしてきた。体温をつけ始めて3日目、なんか体温高い気がした。その1週間後の生理予定日後、妊娠発覚。検査薬を使ったときはほぼ確信はあった。でもみるみるうちに線があらわれていくのを見ると、喜びとは違う、不安と絶望にも似た何とも言えない感情が押し寄せて泣きながら夫に検査薬をつきつけた。夫はなんかニヤニヤしてた。全くドラマでみるような喜びに溢れた場面ではなかった。夫はニヤニヤしてるけど私の心の中は修羅場。人間を1人生み出し育てていく責任をおえるのか、とにかく不安と、もう自由がなくなるという絶望と子供にまつわる面倒な人間関係やしがらみに対する面倒くささへの憂鬱。これが正直な感情だった。この感情がどう変化するのか、しないのかわからないけど記録したいと思う。